2010年08月25日

浦壁伸周 動的栄養学第6の原理

動的栄養学は、生活環境も考慮要素に取り込む。
田園の一軒家に住んでいる人と、都会のアパートに住んでいる人に対して
同じ栄養で良いと考えるのが今までの静的栄養学であった。
動的栄養学では、そう考えない。
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2010年01月19日

浦壁伸周 動的栄養学第5の原理

人間は自然の一部である。
自然に開放された系の内にある。
例えば呼吸。
大気から酸素を取り入れ、炭酸ガスを大気中に放出している。
人間の体は川のようにアトム(原子)が流れ、このアトムの元である自然界の様々な食物(植物、動物、魚、酵母菌、乳酸菌)を体内に摂取し、消化し、排泄し、生命活動を維持している。
これを通してアトムが、その集合の物質が、栄養素として体の中を川の水のように流れている。
このような視点から、動的栄養学は自然循環の一部として人間を、その生を動的に捉えて健康を考える。
自然と調和した動的循環生命という視点である。
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2010年01月08日

浦壁伸周 動的栄養学第4の原理

第3の主論として、動的栄養学では、腸内細菌の存在を栄養学の中に取り込む。
なぜなら、人間は、腸内細菌100兆個との共生で生命が保たれ、機能が維持され、ヒト健康が維持されている。
ビタミンKが腸内細菌によってつくられているという事実や、免疫細胞が腸内細菌によってつくられている、あるいは免疫力初期固定も、腸内細菌の定着によって与えられているという事実など、その他、人間にとって必要な物質の腸内細菌からの供与の他は、腸内細菌全体の菌叢バランスが人間を支えているということも極めて重要な機能である。
この時、人間が摂取した食物、ないし栄養が、腸内細菌の栄養そのものとなり、その結果が人間に反映されるということを理解する必要がある。
つまり、それが故に腸内細菌に於いてもアトムバランス栄養が重要ということにもなる。
例えば、人間が肉食ばかりしていると、腸内細菌は瞬く間に悪玉菌に変わってしまうということも考慮すべき事項である。
共生する腸内細菌の健康状態がそのまま、結果としてヒトの健康にも影響を与える。
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2009年12月28日

浦壁伸周 動的栄養学第3の原理

第2の主は栄養バランスである。
動的栄養学では、栄養学を動的関係性の中で捉えるが、その時、桶の理論の栄養バランスを基にした化学反応素としての栄養補給を考える。
例えば、日本人はカルシウム不足という。
そこで、世の中にはカルシウムサプリメントが溢れている。
しかし、これらはあまり意味がない。なぜか。
カルシウムを体内に摂り込むためには、マグネシウム(Mg)がカルシウム(Ca)2に対し、1の割合で同時に摂取しないと、カルシウムを摂っても体内には取り込まれない。
牛乳はカルシウムの非常に良い供給源だが、牛乳のカルシウムとマグネシウムの比率は、Ca 10:Mg 1 の割合で、マグネシウムが圧倒的に不足している。
そこで、別の食べ物でマグネシウムを摂って、Ca 2:Mg 1の割合になる様にすることが大切。
しかし、このカルシウム:マグネシウムの比率を満足させても、カルシウムで骨をつくるためには、問題。
リン酸(p)を、カルシウムに対し、1の割合で摂取する必要がある。
これは、建物に例えれば、骨のセメント。
実はこれだけでも意味がなく、骨の柱となるコラーゲンの栄養の摂取が必要となる。
コラーゲンのためには20種理のアミノ酸が必要。
しかも、更に亜鉛も鉄も、これらの細胞をつくるためには不可欠。
更には、ビタミンCやビタミンB1、その他、ということで、カルシウムが栄養で不足しているという時、このように沢山の種類の栄養を同時に摂取することが重要。
そうでなければ化学反応の動的な連続性の下で骨はつくれない。
栄養を摂取するということは、このようにして動的関係性を獲得することが必要なのである。
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2009年12月20日

浦壁伸周 動的栄養学第2の原理

では、この新しい動的栄養学では、具体的に栄養をどのように考えるか。
3つの観点から考える。
第1に、アトム(原子)レベルの栄養学として立論する。
例えば脳細胞。
幼時から死ぬまで、細胞分裂はしないという。
それが正しいとして、これで脳機能は様々なリスクに対して防衛することが出来るだろうか。
人間80歳以上まで生きるとして、その長い間、細胞は新鮮代謝もなく、細胞分裂もなしで、脳機能を正常な状態として維持出来るだろうか。
なぜなら、通常の各器官や臓器では、新陳代謝し、細胞分裂することによって、新鮮状況をつくり出し、機能を維持している。
例えば、肌を考えれば誰でも分かる。
約28日で肌細胞が新陳代謝、細胞分裂することで入れ替えられ、肌としての新鮮機能を保っている。
そこで、脳細胞である。
細胞分裂しないのに、なぜ脳はリスクを排除し、新鮮機能を維持出来ているのか。
実は、脳細胞の全てに於いて、アトム(原子)レベルで、アトムの入れ替えが休むことなく行われているのである。
川の水の流れの様に、アトムが流れ、入れ替えられることで新鮮細胞の状況を保つことが出来ている。
このアトムレベルの栄養の入れ替えによって、脳は細胞分裂に代わって、それと同じ新鮮状態をつくり出し、脳の働きを維持するだけでなく、発展させている。
ルドルフ・シェーンハイマーは1941年、蛋白質がアミノ酸に分解され、それが更にアトムレベルに分解され、バラバラにされ、新しく摂取された食物の分解されたものと一緒に再合成され、肝臓や筋肉などに再配分されることを突き止めた。
この動的栄養学の第1の原理は、この発見の延長にある。
さて、ではなぜ、脳以外の細胞が細胞分裂によって新鮮機能を維持しているのに、脳だけその細胞分裂システムを持たないのか。
理由がある。
脳は、細胞分裂をしてはいけないのだ。
記憶は記憶物質で維持されているのでなく、構造で維持されている。
この構造を細胞分裂で変えることが出来ない。
これが、脳細胞が細胞分裂で機能を革新しない理由である。
さて、脳と似た機能にDNAがある。
DNAはヒトそれぞれ固有である。
この固有性を維持するために、DNA自体はどのようにその機能を維持されているか。
DNAを構成している物質も又、アトムレベルで川の流れの様にアトムが入れ替えられている。
これによって、DNAが傷ついても修復され、固有な機能が維持されていて、DNA自体の固有な構造自体は変わらない。
それが故に、遺伝がスムーズに行われている。
ところで、細胞60兆個の全てに於いて、アトムが刻々と流れ、これによって生命がリスクを回避しながら維持されていることも付け加える必要がある。
これらのことは、今迄の静的栄養学では語ることが出来ない。
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2009年12月14日

浦壁伸周 動的栄養学第1の原理

時代は科学の進展やインターネットの普及で大きく動いている。
栄養学も例外ではない。
そこで、ここに栄養学を革新する新しい提案を行う。
栄養学を哲学的に変革する提案である。
21世紀に相応しい栄養学は、従来の、言ってみれば時代遅れの静的栄養学(static dietetics)から、ここに提案する新しい動的栄養学(アトムバランスdynamic dietetics)へ、学問的にステップアップする。
人間は生きている。
生きているということは、細胞と細胞、組織と組織、自然、又は世界と細胞、又は組織が動的関係性をもって相互依存し合い、その関係を維持している、ということである。
例えば、太陽によってエネルギーを獲得し、光による視覚が体内に組織化され、これが栄養を通して活動を獲得し、の如くである。
この動的関係を栄養学理論の中に組み入れる。
これに対応した動的栄養学を構築する。
これは、人間が動的関係性の内に活動していることを前提とした栄養学である。
この考え方に立った動的栄養学でない限り、人間を動的側面から見た存在として、その真実を把握することが出来ない。
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